卵管造影検査後のゴールデンタイムの半年間
タイミング法を続けましたが
やはり結果は惨敗…
このあたりから『本当に不妊なのかなぁ』と考えるようになってきたように思います。
Nクリニックではこのゴールデンタイム期間でも結果がでなければ
次のスッテプ【人工受精】へステップアップを提案されます。
先生にこの話をされたとき
ついにここまできてしまったーという気持ちでした。
でも当時の私は、人工授精さえすれば妊娠できるだろうなとまだ楽観的でした。
人工受精は朝一で自宅か病院で旦那さんに採精してもらい
それを濃縮して良い状態にして子宮内に注入するという治療法です。
この治療をする際、毎回夫の精液検査をします。
〔液量・運動率・精子の数・正常態率・濃度〕を測定してもらいます。
そして毎回、夫のこの所見が最高!
Nクリニックでの正常基準値は
- 液量:1.5m以上
- 濃度:15×10⁶/ml以上
- 運動率:40%以上
- 正常形態率:4%以上
夫はすべて基準値以上。
一番調子のよいときの所見が
濃度は160×10⁶/ml
運動率は99.38%
という驚異の数値をたたき出してきました。
濃度は桁が違いすぎて先生も笑っていました。
夫と私も爆笑でした!
そしてこれで夫は全く問題なしと確定!
人工受精は全部で5回。
それでも妊娠しなければさらに次のスッテプへ。
残念ながら5回の人工受精でも妊娠することはできませんでした。
人工受精中、Nクリニックの一人の女医さんが私に
『卵管閉塞してるんだからどうせ自然妊娠できないよ。
さっさと体外やったほうがいいんじゃない?』
と、正論かもしれないけどとても傷つく発言をかましてくれました。
このときまだ私は自然妊娠できると信じてる段階だったので
とてもとてもショックでした。
不覚にも少し泣きました。
それ以来その女医さんNGです。
不妊治療をしていると、こういった心が折れてしまいそうな場面が何度もあり
その度にしばらく落ち込み、生理が来るとやけ酒を飲みやさぐれてしまう私。
そして酒を飲みすぎて落ち込むという悪循環の繰り返しでした。
お酒が好きすぎるのも考え物ですね。
では次のステップはまた次回。
鴨川シーワールドの天井にいた子。