不妊治療

体外受精スタート

ついに体外受精治療スタートです。

 

体外受精とは、体外に取り出した精子と卵子を体外で受精させることです。

受精させ、培養して順調に分割した卵を【胚】といい

胚を子宮内に移植することを胚移植といいます。

 

体外受精でまず最初にするのが卵子を育てること。

 

はじめての体外受精での採卵方法は【アンタゴニスト法】というものでした。

月経3日目から数日間卵巣刺激注射をして複数の卵子を育てる方法です。

 

ゴナールFという卵巣刺激注射を使ったのですがこれが皮下脂肪注射。

おへそ回りかおしりに注射します。

それを自分でしなければいけないのです…

 

めっちゃ怖い!!

自分のおなかに針を刺すって!

なんの拷問!

 

先生から採卵に向けての流れの説明を受けてから

看護士さんに注射の説明と使い方のレクチャーを受けました。

『細い針だから痛くないよー 』って言われましたが

いやいや、怖いですよ…

 

 

毎日だいたい決まった時間にやってくださいとのことだったので

お風呂上がりの清潔なおなかに

…いざ!

 

ぷすっとやりました。

垂直におへそまわりのプニプニのおなかに。

全然痛くない!

一瞬だけホントに微かにチクリとした感覚だけ。

さす前はかなりためらって緊張してましたが終わってしまえば

なんてことなくてほっとしました。

これなら毎日怖い思いしないでできます。

よかったー

 

この注射を6日間ほど続けます。

その間、数日おきに超音波で卵胞の大きさ・個数、子宮内膜の状態をチェックします。

はじめてで驚いたのが、卵巣刺激の注射をうつと卵子がたくさん卵巣の中にできるんです。

個数は個人差がありますが、このときの私はいっぱい育っていて

卵巣がパンパンになりお腹が張ってしまうくらいでした。

動くと下腹部が重かった…

 

卵胞が14mmくらいになったら、排卵抑制の注射を数日病院でうってもらいます。

せっかく育てた卵子が排卵してしまわないように。

 

採卵日は月経開始日から13日目あたりに予定されていて

採卵予定日2日前に卵胞チェックをし、ちゃんと大きく育っているかを確認してもらい

良い大きさに育っていたので予定通り採卵できることが決定しました。

その日の夜、21時にHCG注射という排卵を今度は促す注射を打ってもらいます。

この注射を打った36時間後に採卵するので時間厳守です。

 

採卵は2日後の8時に決行です。

 

はじめての採卵。

ドキドキです。

 

採卵のお話はまた次回。

 

私が撮影したスーパームーンです。

このためだけに天体望遠鏡買いました。

 

 

 

 

 

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