人工授精がすべて陰性に終わったことで
先生から次のステップへ進むことを打診されました。
そのときは一度回答を自宅に持ち帰り夫と相談しました。
まさか自分たちがここまで妊活に苦戦すると考えてもいなかったので
体外受精への知識も覚悟もありません。
2人で話し合った結果、体外受精しなければできないかもしれないなら
早めに始めたほうが良いだろうと結論。
そのことを先生に伝えたところ
『体外受精は高額な治療費もかかるし、みなさん不安や心配なことが多いので
まずカウンセリングを受けてください。
カウンセリングで不安や心配がなくなって体外受精を始めることに納得できてから
治療を始めていきましょう。』
と言われました。
体外へステップアップするにはこのカウンセリングが必須条件みたいです。
早速予約をとり、夫婦2人でカウンセリングを受けました。
クリニックの個室でカウンセラーの方に、体外受精とはどういったものなのか。
どういう治療で、何をするのか、治療費はいくらくらいかかるのかを
詳しく写真や資料を見せていただきながら教えていただき
カウンセラーさんがとても優しい雰囲気の方で
私たちが気になってること、わからないことを丁寧に答えてくださったので
不安な気持ちもなくなり、体外受精へステップアップすることを決意できました。
体外受精をする前にAMH検査というのをしました。
AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査とは
現在、卵子が体内にどれくらいあるのか数の目安(卵巣予備能)を
ホルモン値で調べる検査です。
卵子の数は生まれつき決まっていて増えることはなく、徐々に減っていくそうです。
【AMH値が低い=妊娠の可能性が低い】ではなく
【妊娠の可能性がある期間は限られている】といことを示しています。
■■AMHの参考値■■
~27歳 4.65 36~37歳 2.94
28~29歳 4.73 38~39歳 2.45
33~31歳 4.86 40~41歳 1.88
32~33歳 4.17 42~43歳 1.29
34~35歳 3.66 44~45歳 1.01
血液検査で調べます。
当時の私の年齢は33歳。
検査の結果、私のAMH値は【2.74】ng/ml
なんと!36~37歳くらいの指数でした。
あらら…結構ショック。
でも『妊娠しづらいわけではないのであまり気にしないで大丈夫ですよー。』
とは言っていただけました…
前向きに治療に取り組んでいこうと思います。
いざ、ここから長い長い体外受精編に突入です!
人生で初めてこんなに痛い辛い思いをすることになるとはまだ知る由もない…
私が人生で一番心に残った言葉です。
これを見たとき、まさにそうだ!!と心打たれました。