不妊治療

はじめての採卵

 

ついに採卵当日です。

 

朝8時少し前に病院へ夫と行きます。

男性は精子を提出しなければいけないのですが

病院の個室で採精するか

自宅で採精して持ってくるか選べます。

ちなみに自宅の場合、1時間以内に提出厳守。

 

我が家はNクリニックから近いのと

夫が家の方が良い(精神的に?笑)とのことで自宅採取選択です。

 

受付で夫のを提出し、夫は帰宅。

私は看護士さんと共に支度するため個室へ。

ベットとテーブルのある小さな部屋です。

そこでまず手術着に着替えます。

 

麻酔は病院によって使用の有無が違うのですが

Nクリニックは静脈麻酔で行います。

 

のちに他の病院でも採卵するのですが

静脈麻酔でやってもらうのが本当にありがたい事でした。

 

 

人生初の点滴&麻酔。

初めてなのでワクワクとドキドキでテンション上がってましたが

結果、痛くてテンション駄々下がり…

採血とは似て異なるものでした。

 

 

支度を終え、手術室へ。

手術台に上がり、脈拍計と血圧計をつけられ

足にビニールカバーをつけて準備終了。

 

そして先生が手術室に到着したらいざ採卵スタート!

 

点滴から麻酔を投与され、看護士さんに

寝かしつけるように肩をポンポンされてる間に

ブラックアウトしました。

 

看護さんに名前を呼ばれ目が覚めたときには

無事採卵終了。

感覚的にはあっという間ですね。

 

余談ですが、

私はあまり熟睡できるタイプではなく

ちょこちょこ夜中など起きてしまうのですが

麻酔で目が覚めたとき、物凄くよく寝たようなすごく気持ちが良い目覚めでした。

 

 

麻酔が覚めたばかりはまだフラフラするので

手術室から車椅子で部屋に戻ります。

そこに夫が

『おつかれー』と待ってました。

のんきなもんだ。

 

 

少しベットで横になり休んでいると

培養士さんが来て採卵結果を説明してくれました。

 

今回採卵できた個数は13個。

うち、2個は未熟卵で使えないので

11個を受精させるとのことでした。

 

かなり採れましたねー

びっくり。

 

ただ、採れすぎて卵巣が腫れてしまったので

今回の周期では移植できませんでした。

残念。

ちなみに、採卵後数日で移植することを

新鮮胚移植。

一度凍結して排卵のタイミングと合わせて移植することを

凍結胚移植。

といいます。

 

さて、採卵した卵子に精子をふりかけて受精させるのですが

これまたうまくいかないもんで…

 

 

受精可能な卵子11個のうち10個受精。

その10個のうち7個が正常受精(うち3個は異常受精)したのですが

7個のうち、きちんと育ってくれたのがわずか2個。

5個は成長が止まってしまったり、

育っても質が良くないと脱落です…

 

今回13個も採れた卵たちですが

体外受精に使えるのは

わずか2個だけでした…

 

この2個の受精卵を胚盤胞まで育ててもらい、凍結してもらいました。

 

1回目の採卵→凍結はこれで無事終了です。

 

体外受精ではこの作業が一番大変なので

2個だけでも無事凍結できたことにホッとしました。

人によっては全然卵子が育たず採れなかったり

採れても受精・成長がうまくいかず全滅してしまうこともあります。

 

 

私は2回分、チャンスがあります!

前向きに次の移植に向けて気持ちを切り替えていこうと思います!

 

 

体外受精すればすぐ妊娠できる。

このときはそう思ってましたねー

最後のステップなのでね。

この頃の私はまだまだ甘ちゃんです。

 

 

大好物。

 

 

 

 

 

 

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三つ子のお母さん